Rackspace / Cloud Server 導入記
実は、7月19日に14年間使っていた自宅サーバ(SGI Indy)がぶっ壊れてしまった。 色々とその後パーツを集めて修復を試したのでだけれど、完全復旧は難しそう。
かなり愛着があり名残惜しいのだけれど、そろそろ逝かせてあげることにした。
といわけで、ymmc.jpサイトを運営するためにレンタルサーバなど、探したのだけれど、結果、USクラウドベンダーのRackspaceのCloud Sever サービス(Mosso)に鞍替えすることにした。
システム要件
- UNIX系OSが動くこと
- root権限がもらえること
- できるだけ安く、できれば無料
そもそもSGI IRIX で動いていたので、UNIXであればなんでもよい。強いてあげるならば、最近RHELばかりなのでCentOSが楽チンかな。
深く考えていないのだけれど、そもそもサーバを使うというのにroot権限がないということを前提にするのはめんどくさい。
ベンダー選定
- Xrea
- Amazon EC2
- Rackspace Cloud Server
- TechnoCUVIC
無料ウェブサービス。root権限なし。広告あり。Webポータルはいろいろあり。 Webサイト運営だけであれば、なかなかなのだが、サーバ運営という点では難しい。
洗練されたWebポータル、APIは噂通りだが、個人ユースでは高すぎる。
チョーシンプルなWebポータル、簡単申し込み。そしてなんといっても月額1100程度。
チョー信頼性は魅力だが、高すぎるし、そもそも与信がとおらんだろ、おい。
結果、価格、機能という二点でRackspaceに決定しました。
| サービス名 | 機能 | 自由度(root権限) | セキュリティ | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| Xrea | ○ 多機能 | × 非仮想/rootなし | × 不安 | ◎無料 |
| AmazonEC2 | ○ 多機能 | ○ 仮想/rootあり | ○ セキュア | × 月額 $72 (7200円程度) |
| Rackspace CloudServer | ◎ シンプル | ○ 仮想/rootあり | ○ 自己責任 | ○ 月額 $10.8 (1100円程度) |
| TechnoCUVIC | △ 手厚いSI | ◎ 仮想/rootあり | ◎ 超セキュア | × 月額 $30,000以上 (30万円程度) |
申し込み
Rackspace Cloud から申し込みます。
個人情報とクレジットカード情報を入力すれば完了です。
用意するものは、メールアドレスとクレジットカードのみ。
完了したら、完了通知メールが届きます。大事にとっておきましょう。
Webポータルへログイン
Rackspace Cloud / Webポータルからログインしましょう。
ログインすると、いたくシンプルなWebポータル画面が表示されると思います。
仮想サーバの作成
仮想サーバを作成するためには、Webポータルの左メニューからHosting -> Cloud Serversをクリックします。
こちらの画面で既に作成済みの仮想サーバ一覧が表示されます。
(最初はなにも表示されていません)
こちらから"Add New Server"をクリックしましょう。
仮想サーバ・サイズの選択
Cloud Serverのサイズ・メニューから、お好みの予算にあったスペックを選択します。
もちろん私は一番安い256MB , 10GB Disk , 1時間0.0015centのサーバ・サイズを選択。
仮想サーバ・OSの選択
次にOSイメージを選択します。
OSは、CentOS, Debian, Ubuntsu, Fedora, Gentoo, RHEL までLinux系OSが幅広く取り揃えられております。
残念ながらBSD系およびWindowsは現在のところ用意されていないようです。
その点、AmazonはWindowsをはじめとしたMS製品が揃っているのでエンタープライズ向きかなと思います。
仮想サーバのビルディング
最後に"Add Cloud Server"をクリックすると作成が開始します。
作成状況がWeb画面から確認できます。
内部では、OSイメージがコピー(クローニング)されているのでしょう。 ちなみに、このタイミングでIPアドレス(画面下)、rootパスワード(画面上緑枠)も決定いたします。
仮想サーバの概要
作成が完了するとStatusがActiveになります。
この状態ですでに課金が開始しています。
仮想コンソールへのログイン
Javascriptで動く仮想コンソールあり。 こちらから仮想サーバのコンソールへログイン可能です。
OSセットアップ
- iptablesの設定
- 各種パッケージのインストール
ずっと仮想コンソールで作業するのも大変なので、iptablesをいじってsshログインできるようにしましょう。
Rackspaceの準備しているOSテンプレートにはほとんど必要なパッケージがインストールされていないので、yumなどを使ってインストールしましょう。 この際に、inboundのトラフィックが発生するので、"8¢ / GB" =0.8円くらいかかります。
ファイル転送
ファイル転送は30KB程度しかでません。
今回は簡単に導入編を説明しました。
1ヶ月程度利用していますが非常に安定してます。
グローバルIPも1個もらえますので、OBP25や携帯へのメール送信など全く問題ありません。
とてもオススメです。
Comment:3
- nobby:2009-09-01 (火曜日) 16:04
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実は昨日"server"サービスを申し込もうと思ったのですが料金体系にいまいち疑念があり、途中で申し込みは中止しました。そしたらRackspace社からメールが入り、"site"サービスに加入するなら、一ヶ月だけ$25値引きするよ、ってネゴまで入ってきました。"site"サービスは"server"サービスよりかなり高めなようですね。serverはメモリー256MB、ハードディスクスペース10GBで1000円/月という基本料金とデータトラフィック課金のようですが、本当にこれ以外に掛からないのですよね?
私の場合も自宅のサーバーがお釈迦になったらこのサービスに乗り換えたいとちょっとだけ思いました。 - せいし:2009-09-01 (火曜日) 23:18
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nobbyさん
コメントありがとうございます。
基本料+データトラフィックで最小1100円/月です。実際に1ヶ月利用してUS$12(1200円)くらいでした。
※初回のデータ移行やyumなどのパッケージダウンロードで少しトラフィックがあがったくらいです。安定してますし、絶対おすすめですよ。
- nobby:2009-09-02 (水曜日) 08:23
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そうですか。何か直ぐにでも使いたくなってきました。今使っているサーバーはDell製で音はそうでもないですが、熱は結構あります。なのでその部屋は早くからエアコンが活躍します(^_^;)。 まあ2Fということもありますが。
せいしさんによるとグローバルIPも一個もらえるそうですが、そうすると今私が使っているDDNSサービスも不要となり、至れり尽くせりという感じですね。
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